【大切なことは、ほぼすべて面倒臭い^^:】

広告の仕事に限らず何か興味を持った事について、単に頭の中で想像したりするだけでなく、具体的な行動に移れる人が「良い結果」を出すための必須条件です。
何か新しい事に出会っても、しかも結構「面白そうだな!」と感じる事であっても、すぐに「どーせ...」とネガティブな考えが先にたって実際の行動に移らなければ、失敗もない代わりに成功もありません。
何か新しい事に興味を持ち、その事で良い結果を得たいと思うのであれば、「実行力」が必須要件となります。
人間は初めてやる事には何にでも抵抗感があり面倒臭く感じるものです。
でもその「面倒臭さ」に打ち勝ち「行動」に移りさえすれば、初の「面倒臭さ」は軽減され、更に進んでいく事ができます。
自分が「引っ込み思案」だと思っているなら、とりあえず最初の一歩だけは無理にでも進んでみる事です。一歩踏み出すだけで、更にどんどん進んでいける勢いがつきます。(脳はそういう構造になっています。潜在意識の話。)

良い結果を得るには、それなりに沢山の障害物を乗り越えていく必要がありますが、一旦勝ち方がわかれば、これほど魅力的なお仕事もちょっと無いんじゃないかと思います。

何か今の生活に不満があるとき、それを「ストレス」として解消してしまうのではなく、新しい事にチャレンジする為の起爆剤として使う思考も大切です。

優位性があるとか、勝てる方法というのは、まず例外なく一般的には「やりにくい」のです。本能を逆なでする行為なのです。無理に「やりにくい」事などせず、自分の殻の中で自分のやり易い事ばかりやっている方が「楽」なのです。
折角優位性有る方法を学んでも、自分のやりにくい部分を自分のやり易いように曲げた方が「楽」なのです。でも「楽」したまま良い結果を継続する事はできません。だとしたら、自分の殻から飛び出す必要があります。やりたくない事を自分に課していかねばなりません。良い結果を得る為には「実行力」です。

しかも「やりたくない事」をあえて自己に課していく、その力が必要なのです。
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(補足1)
スタジオジブリの宮崎駿監督の口癖は、
「ああ、面倒くさい。面倒くさい。」
だそうです。
アニメを制作するのは「究極的に面倒くさい」事ばかりなのだそうです。
宮崎監督は、
「大事な事、素晴らしい事ほど、面倒くさいものである。」と言っています。
その理解の上で、
「それでも、自分が作りたいから作るのだ!」
という目的意識で面倒くささを克服し、数々の名作を世に送り出し続けてこられたのです。
宮崎監督に卓越した才能がある事は言うまでもありませんが、そんな才能をもってしても、面倒くささを乗り越えて現実のものに変えていくという「日常」が無ければ、1本たりとも名作がに出る事は無かったです。

宮崎監督のの百分の一でも、千分の一でも、或は万分の一でも、面倒くさい事を自分に課し、乗り越える事が出来たなら、それだけで凡人が一生味わう事のできない美味な果実を味わえる可能性が高いと思います。
スキルや知識、技術を身につける事も、実際には、「面倒くさい事を乗り越えていく日常(日々)」が欠かせません。
一朝一夕に、何か勝てる方法を見つけただけで良い結果が得られる訳では無いのです。
地味な努力の積み重ねが欠かせないのです。
ぜひこの事を忘れず、頑張っている事を投げ出したくなった時には、ぜひ思い出してみて下さい。応援しております。
(補足2)
今回の投稿の内容は、
「面倒な事であっても、着手してしまえば勢いがつく」という主旨と、
「面倒な事を自分に課し続けねば、成功の果実を味わう事はできない」
という主旨と、若干相反する事を述べています。でも、あえてこのまま投稿します。

なぜなら、いずれにもそれなりの「真理」が含まれていて、二者択一という訳にはいかないからです。

それでは^^